日本循環器学会 蘇生教育検討会について

  学会として救命率向上を目指し、救急蘇生法を普及させるための委員会

  日本循環器学会(Japanese Circulation Society: JCS)は、心臓病や血管病の研究などを通じて医療の発展に貢献することを目的とした学術団体です。

  日本循環器学会では2002年に教育研修委員会のもとに心肺蘇生法普及委員会(神戸大学 横山光宏委員長(当時))が設置され、学会として心肺蘇生法普及に向けての活動が始まりました。その後、2004年から東京女子医大の笠貫 宏教授(当時)へと委員長が交代となり、2006年には心肺蘇生法委員会へと委員会名称が変更されました。さらに2007年3月15日には神戸でアメリカ心臓協会(AmericanHeart Association: AHA)と国際トレーニングセンター(International Training Center: ITC)としての契約を結ぶための調印式が行われ、正式にJCS-ITCとして活動を開始いたしました。現在は日本循環器学会のEDUCATION部門>教育研修/集中救急委員会>集中・救急医療委員会のなかで、「蘇生教育検討会」(会長:菊地 研)がAHAの心肺蘇生法講習活動を担っています。

心肺蘇生法コースのご案内

主に一般市民向けの心肺蘇生法コースです。心肺蘇生の方法、AEDの使用方法などを学びます。(ただしコースにより若干内容が異なります。)
修了証が発行されます

主に医療従事者向けの一次救命処置法コースです。成人・小児・乳児の心肺蘇生法、AEDに操作方法、窒息の解除などを学習します。
修了証が発行されます。

医療従事者向けの二次救命処置法コースです。心室細動・無脈性心室頻拍・心静止・PEAへの対処方法、徐脈および頻脈への対応、急性冠症候群、急性虚血性脳卒中などを学びます。
修了証が発行されます。

受講申し込み

各地域のコースはこちらから検索してください。募集期間中であれば、受講を希望するコースにお申し込みいただけます。

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